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分かりやすい超伝導電磁エンジン(最新版)

                                                                        (2006年5月5日にネット上に公開しました。)     

久保田英文著

 
 

目次

 

1 電磁エンジンの基本的構造

2 永久電流と電子対の基本

3 運動量秩序の拡張

4 電磁エンジンにおける運動量秩序

5 疑問点についての説明

6 電磁エンジンの詳しい構造

7 電磁エンジンの推進力の大きさと電力

8 電磁エンジンの利用法

9 電磁エンジンの産業上の利用可能性

(「UFOのような飛翔体」を含む)

10 電磁エンジンの実験方法

参考文献

 

 

注意

図はすべて概念図であり、実際のサイズを正確に反映したものではありません。

「超伝導電磁エンジン」を「電磁エンジン」と略します。

重力加速度は9.8メートル/2とします。

 

 


1 電磁エンジンの基本的構造

 

磁石と磁石を重ね合わせて固定したものです。

一つの磁石は超伝導磁石です。

もう一つの磁石は常伝導の電磁石です。

但し、この常伝導の電磁石は一回巻きで、高周波数かつ低電圧の「脈流」を流します。

磁石と磁石を重ねたので、磁石と磁石の間には、反発力もしくは吸引力(どちらも電磁力)が生じます。

しかし、この特殊な構造のため、超伝導磁石に働く反発力もしくは吸引力は打ち消されます。

したがって、常伝導磁石に働く反発力もしくは吸引力のみが残り、これを推進力として利用します。

この推進力は浮力、制動力、方向転換力などとしても利用可能です。

 

1 電磁エンジンの基本構造                  2 電磁エンジンの基本的機能

 

 

 

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